岡田晴恵教授 専門家会議の実効再生産数に「私は疑問で…大事なものなのでちゃんとデータ開示を」

[ 2020年5月3日 09:21 ]

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 感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が3日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議が1日に外出自粛や特定の業種の休業によって全国的に新たな感染者が減少傾向に転じているとの分析結果を明らかにしたことに言及した。

 会見した尾身茂副座長は「新規感染者が減少していることは間違いない」との認識を示した。感染者1人が何人にうつしたかの平均値を表す実効再生産数は全国で2・04(3月25日)から0・71(4月10日)、東京では2・64(3月14日)から0・53(4月10日)に減少していると説明。拡大の目安となる1を下回った。

 岡田教授は「私が心配してますのが、この実効再生産数でございますけれども、4月10日の段階で全国0・7.東京都0・5ってことなんですね。ということは4月10日に緊急事態宣言して縛りをグッとかける前にもう1以下なわけじゃないですか。ってことは広がらないってことになる。じゃあ(緊急事態宣言)なんでかけたのっていうご質問が来てしまうと思うんですね」と指摘。

 そして、尾身氏が「クラスターと濃厚接触者で出した数値」としていたと言い、「まずはそういうアバウトなことではなくて、ちゃんと数値を出していただきたいと思います」と主張。さらに「クラスターや濃厚接触者という発症して顕在化する方の4倍くらいの軽症者や無症状の方がおられます。そういう人たちがサイレントキャリアとして水面下で運んでいる可能性が絶対にあります。ですから行動規制をかけて自粛することによって下がってきたという現象としては当たりだと思うんですが、ただそれのもとになる数値の実効再生産数について、私は疑問で、国のかじ取りをするような大事なものなのでちゃんとデータ開示をお願いしたい」と強調した。

 また「検査数が少ないので一部しか反映できていないという状況が現在あるわけでございますので、やっぱりPCR検査を増やして全体像をより把握できるような状態にしたい」とも話した。

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