玉川徹氏 加藤厚労相の方針転換に「命が失われないと方針転換できないんですかね」

[ 2020年4月24日 13:22 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が24日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。加藤勝信厚生労働相が24日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症で自宅療養中の患者数を把握する考えを示したことに言及した。

 厚労省は今月2日、病床の逼迫による医療崩壊を避けるため、軽症や無症状感染者は宿泊施設やホテル、自宅での療養を検討するよう都道府県に通知。加藤氏は23日になってホテルや宿泊施設での療養を基本とすると方針転換した。埼玉県内の50代と70代の男性が自宅待機中に容体が悪化して死亡する事例が発生したことを受けての対応となった。

 玉川氏は「方針転換なんですけどね、かけがいのない命が失われないと方針転換できないんですかね」と厳しく指摘。埼玉県の男性2人が自宅待機中に容体が悪化して死亡したことに「これは十分予想できる話で、なにもこの新型コロナって日本で始まった話ではないですからね。もう海外の知見なんていくらでもあるんで、だからこそ中国の武漢で軽症者は体育館のような所をつくってそこでっていうようなこともやってたし、武漢で病院を突貫工事でつくったりしてましたよ。あれ見た時に日本人の中ではちょっとばかにした感じもありましたけどね、あれは合理性があったんですよね」と話した。

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2020年4月24日のニュース