「よゐこ」「ますだおかだ」ら育ての親、難波規精さん死去…めちゃイケ出演でも話題に

[ 2019年11月23日 05:30 ]

難波規精さん
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 「よゐこ」「オセロ」「ますだおかだ」など多くの人気漫才コンビを育てた伝説的マネジャーで芸能事務所「ステッカー」の取締役、難波規精(なんば・のりあき)さんが先月28日、都内の病院で死去した。55歳。大阪府出身。すい臓がんで闘病していた。葬儀・告別式は近親者で行った。

 88年松竹芸能に入社。学園祭で物まねをしていた中島知子(48)をスカウトし、松嶋尚美(47)と「オセロ」を結成させて人気漫才コンビに育てるなど新人の発掘、育成で才能を発揮。「よゐこ」「TKO」「ますだおかだ」など数多くの人気コンビを輩出した。

 「拝金主義が当たり前の芸能界では珍しくカネも名誉も欲しがらない人で、タレントが売れだすと一気に興味を失うタイプ。タレントが売れていく成長を一緒に歩んでいくのが生きがい」(仕事仲間)で、同社の東京支社長になったのを機に退社。松嶋尚美の個人事務所として設立した「ステッカー」に転身、今度は新たに清野菜名(25)駿河太郎(41)ら才能ある役者を育てた。

 そのユニークな人柄からフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!」に同志社大の学生プロレス時代のリングネーム「コズモ難波」でたびたび出演し、お茶の間でも話題になった。

 近く予定されているお別れの会は仕事仲間や関係者のみで執り行われる。

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