テリー伊藤 テレビ番組やらせ問題に見解「エガちゃんがメイン司会だったら平気」

[ 2019年9月30日 16:36 ]

テリー伊藤
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 演出家のテリー伊藤(69)が30日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・0)に出演。テレビ番組で相次ぐやらせ問題について見解を述べた。

 テリーは爬虫類の一部を事前に用意したTBS「クレイジージャーニー」、当時12歳の投手の試合映像を放送した際、実際の投球よりも速く見える加工を行った同局「消えた天才」、存在しない祭りをでっち上げたとされる日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」の3番組に言及。「クレイジージャーニーもそうなんですけど、特にイッテQなんて、良い番組になっている。私いい人(番組)っていうことが大前提だからダメなんだよね」と切り出し、「あれが例えばエガちゃん(江頭2:50)がメイン司会だったら平気なわけじゃないですか」と指摘した。

 番組の持つブランド力を「包装紙」と表現した上で、「包装紙がさ、ちゃんとしているんだよ。歌舞伎町あたりでバッタみたいな感じで買っていたら、仕方ないよなぁ、このロレックスインチキでもみたいな、そこの差みたいなのがあったのかもね」と話した。個人的には「クレイジージャーニーのどこが悪いんだ」と思っているそうで、「最もらしいことを言っているからいけないんだよね、ナレーションが。インチキくさければいいんだよ、どうせインチキだろって思って見ていれば。あれは面白い番組だから復活すればいいのにね」と放送休止中の同番組の再開を望んだ。

 同じく放送休止中の「消えた天才」については、自身が聞いた話として、「あの12歳の子も、あれを見ていておかしいな、俺そんな速くないなって思ったらしいんだよ」と暴露。続けて、「思ったんだけども、まあいいかって。あのディレクターは野球をあんまり知らないディレクターだったらしいんですよ。だからあんなことが起こる。普通、野球を知っているディレクターだったら、あんなことにはならない」と語った。

 テリーは日本テレビ「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」など、伝説的な番組の演出を担当。今、考案している企画も披露した。最近会ったという元女流棋士でタレントの林葉直子(51)が「インコと結婚したい」と言っていたとし、林葉とインコの結婚式を「今度やろうと思っているんですよ」。爆弾企画の構想を明かし、「それで一応、役所に行こうと思っている。どういう答えが返ってくるんだろう、向こう(鳥)は籍ないからねぇ」と真面目に話していた。

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2019年9月30日のニュース