「なつぞら」第15週平均20・2% 初週から全週で大台超え

[ 2019年7月16日 10:20 ]

女優の広瀬すず
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 女優の広瀬すず(21)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)の第15週の平均視聴率が20・2%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが16日、分かった。初週から第14週までに続き、15週も大台を超えた。

 各日の番組平均は、8日=20・0%、9日=20・2%、10日=19・8%、11日=19・9%、5日=20・5%、6日=20・7%だった。初回22・8%と今世紀最高のスタートを切り、週平均も初週22・1%、第2週22・2%、第3週22・6%、第4週22・5%、第5週20・7%、第6週21・3%、第7週22・1%、第8週21・6%、第9週20・8%、第10週20・4%、第11週21・0%、第12週21・6%、第13週20・7%、第14週21・6%と絶好調をキープしていた。

 戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」などで知られる脚本家・大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。主題歌「優しいあの子」はスピッツが書き下ろした。9月28日まで全156話。

 第15週は「なつよ、ワクワクが止まらない」。天陽(吉沢亮)との決定的な別れを痛感したなつ(広瀬)の里帰りは、終わろうとしていた。そんな中、北海道大学に通う夕見子(福地桃子)が帰省。夕見子のハッキリとした物言いに富士子(松嶋菜々子)たちが振り回される姿を見て、なつはどこか懐かしさを感じる。出社後、十勝でヒントを得た企画が正式に採用され、なつが初めて原画を務める漫画映画の制作が動き出す。坂場(中川大志)の自分勝手な進め方に麻子(貫地谷しほり)や下山(川島明)は反発するが、何故かなつは彼の情熱に心を動かされていく。一方、兄・咲太郎(岡田将生)はテレビ時代の到来を見越して、洋画にアテレコする声優たちの会社を立ち上げようとしていた…という展開だった。

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2019年7月16日のニュース