反社はもっての外!「落語芸術協会」新会長に春風亭昇太「芸人だから…は通用しない時代」

[ 2019年6月28日 05:30 ]

「落語芸術協会」の新会長に就任した春風亭昇太(撮影・是枝慶子)
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 落語家の春風亭昇太(59)が27日、落語芸術協会の新会長に選出され、都内で就任会見に出席した。

 会長職は18年7月に先代の桂歌丸さん(享年81)が亡くなって以降空席で、当時副会長の三遊亭小遊三(72)が代行を務めていた。昇太は6代目会長。16年に就任した日本テレビ「笑点」(日曜後5・30)の大喜利司会に続き、歌丸さんから大役を引き継ぐことになった。新副会長には春風亭柳橋(63)が就任した。

 就任公約を聞かれた昇太は「会長就任の波に乗って、僕の一番の課題である伴侶の問題をいち早く解決したい」と独身生活との決別に意欲。

 また、問題となっている闇営業や反社会的勢力との交際については「反社はもっての外。そのへんは協会員も自覚している。ちょっと前は“芸人だから…”という雰囲気もあったが、それが通用しない時代。一同襟を正したい」と強調した。

 ◇春風亭 昇太(しゅんぷうてい・しょうた)本名田ノ下雄二(たのした・ゆうじ)。1959年(昭34)12月9日生まれ、静岡市(旧清水市)出身の59歳。東海大文学部歴史学科日本史課程中退後、82年に春風亭柳昇に弟子入りし、春風亭昇八を名乗る。86年に二ツ目昇進、昇太となる。92年、真打ち昇進。00年文化庁芸術祭大賞受賞。06年に「笑点」大喜利メンバーに。

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