NHK会長 ドキュメンタリー番組で“サクラ騒動”改めて謝罪

[ 2019年6月6日 15:50 ]

東京・渋谷区のNHK
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 NHKの上田良一会長(70)が6日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、国際放送「NHKワールド JAPAN」での“サクラ騒動”について改めて謝罪した。

 上田会長は「きわめて遺憾なことであり、視聴者の皆さんにお詫び申し上げます」と改めて謝罪。再発防止策を講じることを明かした。

 再発防止策については大きくわけて3つ。1つは、特定のケースにおける事実確認の強化。企業や団体からサービスの利用者を紹介されるなど、利害関係のある第三者から取材対象者の紹介を受けるような場合は、取材・取材時の事実確認をさらに強化するとしている。2つ目は、外部制作・放送権購入番組における契約所のルールの徹底。外部プロダクションによる政策や放送権を購入する版踏みについて、NHK放送ガイドラインの遵守を徹底するとともに、厳格な事実確認を求める。3つ目は、再発防止策の周知・徹底。NHKグループのすべての放送現場において、再発防止策の周知・徹底を図るため、勉強会や説明会、研修を実施するとした。

 今回の件についての賠償請求などについて、担当幹部は「それについてはまだ。必要に応じて検討していく」とコメントした。

 NHKは客の依頼に応じて家族や恋人を演じる代行サービス業の会社を紹介したドキュメンタリー番組で、「利用客」として出演した男女3人が実際には会社が用意したスタッフだったことが分かったと5月29日に発表。問題となったのは、国際放送「NHKワールド JAPAN」が、昨年11月に放送した番組「Inside Lens」。東京都内の会社が男女3人の利用客の依頼に応じて、デートをしてくれる彼女役のスタッフなどを派遣する模様が放送された。

 NHKは5月24日に週刊誌の指摘を受け、代行サービス会社の社長らに聞き取り調査。同社社長が「顔を出して出演してくれる客が見つからなかったため、スタッフに頼んで演じてもらった」と説明し、謝罪した。ディレクターは全く気付かなかったという。NHKは「出演者について事実と異なる内容を伝えたことは極めて遺憾であり、視聴者の皆さまにおわびいたします」としている。

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