大阪松竹座さよなら公演が開幕 中村又五郎、虎之介、歌昇による「寿式三番叟」など

[ 2026年5月2日 14:18 ]

大阪松竹座最期の公演で「寿式三番叟」を力強く舞う中村虎之介(前列左)と中村歌昇                               
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 今月末に閉館する大阪松竹座で2日、最後の公演「大阪松竹座さよなら公演 御名残五月大歌舞伎」が開幕した。

 幕開けはめでたい場で上演される「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」。水を打ったような静かな客席で、中村又五郎(70)の翁が厳かに舞い、若い中村虎之介(28)中村歌昇(36)が足拍子も豪快に躍動感あふれる舞踊を披露した。

 「昼の部」は壮絶な最期を遂げる木曽義賢に片岡愛之助(54)がふんする「義賢最期(よしかたさいご)」、笑いあふれる人気狂言「鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)」と続いた。

 夜の部は片岡仁左衛門(82)の「盛綱陣屋(もりつなじんや)」、古典落語を題材にした「心中月夜星野屋(しんじゅうつきよのほしのや)」にこの公演のために作られた「當繋藝招西姿繪(つなぐわざおぎにしのすがたえ)」がお目見えする。

 大阪松竹座は1923年、大阪初の本格的洋式劇場として誕生。映画館から97年2月、舞台専用劇場として建て生まれ変わった際も“道頓堀の凱旋門”とも言われたネオ・ルネサンス洋式の正面外観は保存され、道頓堀のシンボルとして親しまれてきた。同劇場は閉館後、解体工事に着手することも決まっている。

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