30年後にまさか…竹内まりや 実写版「ダンボ」のエンドソング歌う 夫・山下達郎もコーラスで参加

[ 2019年3月6日 04:00 ]

映画「ダンボ」のエンドソングを担当する竹内まりや
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 歌手の竹内まりや(63)が、ディズニーの実写映画「ダンボ」(監督ティム・バートン、29日公開)の日本版エンドソングを担当する。ハリウッド映画、ディズニー作品共に楽曲を歌うのは初めて。1941年公開の同名アニメーション作品の挿入歌を日本語訳してよみがえらせる。

 大きすぎる耳を持ち、サーカスで笑いものにされていたゾウのダンボの奮闘を描く物語。78年ぶりのリメークとなる実写版では、ダンボが世話役の親子やサーカスの仲間と協力して、捕らわれた母親ゾウ・ジャンボを助けに行く。

 竹内が歌うのは、第14回アカデミー賞の歌曲賞にもノミネートされた「Baby Mine」を自ら翻訳した「ベイビー・マイン」。母親が子供を思う気持ちを歌ったバラードで、♪本当のあなたをみんな知る日が来るわ――など、映画のテーマに寄り添った歌詞で作品を彩る。

 84年に出産した長女が幼い頃、よく一緒にアニメ版のビデオを見ていたといい「見るたびに『Baby Mine』の歌のシーンで涙したものです。30年後に、まさかこの曲を私が歌う日が来ようとは!」と、起用を喜んでいる。

 夫の山下達郎(66)もバックコーラスで参加する。既に収録を終えており、竹内は家族の思い入れが詰まった一曲に、「懐かしいあの時代を思い出しながら、心を込めて歌わせていただきました」と充実感をにじませた。

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2019年3月6日のニュース