藤井七段、32年ぶりの師弟同時昇級なるか 最終一斉対局で都成五段と対戦

[ 2019年3月5日 10:45 ]

大阪市内の関西将棋会館で行われている第77期名人戦順位戦C級1組の最終一斉対局で都成竜馬五段(左)と対戦している藤井聡太七段
Photo By スポニチ

 将棋の藤井聡太七段(16)が5日午前10時に大阪市内の関西将棋会館で始まった第77期名人戦順位戦C級1組の最終一斉対局で都成竜馬五段(22)と対戦している。

 都成との対戦成績は過去4戦4勝。この日は午前9時38分ごろ、先に対局室入り。21社40人の報道陣が見守る中、心を落ち着かせるように記録係の運んだ熱いお茶を開局前から幾度も口にした。

 一方の都成は同50分ごろ、ホットコーヒーを手に入室。対局は都成の先手で始まり、後手の藤井はいつも通り飛車先の歩を突いた。持ち時間は各6時間。昼食、夕食の食事休憩2回をはさみ、深夜の終局が見込まれる。

 師匠・杉本昌隆八段(50)と揃って勝てばB級2組への師弟アベック昇級が揃って決まる先月5日の同組の対局で、杉本が船江恒平六段(31)に、自身は近藤誠也五段(22)にともに敗戦。順位戦デビューからの連勝記録も最多タイの18で止まった。

 2枠をかけC級1組の昇級争いは大混戦で、この4人が8勝1敗の最高成績で並んでいる。この日の最終対局を終えて同成績の場合、順位(相撲の番付のようなもの)の上位者2人が昇級することになる。

 この日、都内の将棋会館で千葉幸生七段(40)と対局中の杉本は順位が2番手のため、勝てば自力昇級する。だが、4番手の藤井が昇級するには、自身の勝利はもちろん、上位3人中2人以上の敗戦が条件という他力本願となっている。

 32年ぶりの師弟同時昇級実現には杉本と藤井がともに勝ち、順位1番手の近藤、3番手の船江が揃って敗れるケースに限られる。

 また、今期首位の勝率・8510(4日現在、40勝7敗)は、歴代1位の中原誠十六世名人の・8545(1967年度に記録)を上回っており、51年ぶりの記録更新が期待されている。ただ、残り対局数から、1敗でもすれば絶望的なだけに、そのためにも負けられないところだ。

続きを表示

「美脚」特集記事

「騒動特集」特集記事

2019年3月5日のニュース