柴咲コウ 共演者からのまさかの“暴露”に「良かったです。信用されて…」

[ 2019年2月22日 13:44 ]

映画「ねことじいちゃん」初日舞台あいさつに登壇した(左から)小林薫、立川志の輔、柴咲コウ
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 落語家の立川志の輔(65)が初主演した映画「ねことじいちゃん」の初日舞台あいさつが22日、都内の映画館で行われ、共演の柴咲コウ(37)、小林薫(67)、柄本佑(32)らキャストが登壇した。

 イラストレーターのねこまき氏による同名人気コミックを原作に、NHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」も人気の動物写真家・岩合光昭氏(68)が映画監督に初挑戦した話題作。小さな島を舞台に、2年前に妻に先立たれた大吉(志の輔)と飼い猫・タマの暮らしを描く物語。

 柴咲は島にカフェを開く美智子、小林は大吉の幼なじみ・巌を演じている。志の輔は「岩合監督の突然のオファーでしたが、何の自信もなく、映画のことも何もわからず、お引き受けして、1カ月の間、撮影が続けられたのは、プロの俳優の方のおかげ。本当に楽しい1カ月を送らせていただいた、幸せな、落語家の私です」と充実の表情を浮かべた。撮影でのエピソードとして「岩合監督が猫のことばっかり見ている」と志の輔らキャスト陣から“苦情”が次々と。岩合監督は「(撮影現場でも)皆さんに言われました…」と苦笑いを浮かべた。

 今作にはタマ役の「ベーコン」やヒロイン猫・みーちゃん役の「小梅」など35匹の猫が登場。2月22日は“猫の日”ということで、猫にまつわるトークを展開。柴咲は「うちにもいますし、父の家にもいますし、猫はすごく身近な存在。うちの猫は真っ白い保護猫なんですけど、本当に賢くて目を合わせると飛び乗ってくるって芸ができるんです。でも、最近はちょっとでも目が合うと、何かお皿でも鍋でも持っていても、飛び乗ってくるので。大変危険。なるべく目を合わさないようにしているんですけど、それが苦労でもあり、幸せなところでもあります」と目尻を下げた。

 そんな柴咲の“猫愛”ついて、共演の山中崇(40)も証言。現場では、40匹ぐらいの猫が常時待機していたといい「40匹猫がいると、猫、好きなんですけど、まあまあな匂いがするんです」と山中。「柴咲さんが撮休の時に(その部屋を)掃除をされていて、柴咲さんって本当に猫が好きなんだなって。初めて信用したというか…。下の世話ってやっぱりある程度ね、それってすごいことだなと思って…」と明かし、会場がざわつく中、柴咲は「良かったです。信用されて…」とこぼし、会場の笑いを誘った。

 その中には柴咲が主演した2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で小林演じる南渓和尚がいつも抱いている「にゃんけい」として出演した「マロニー」の姿も。小林は「この映画で再会している猫がいて。3、40匹の猫がずっといたんですけど、その中に、直虎を見守る和尚さんをやったんですが、身近にずっといる猫のことを“にゃんけい”と呼んでたんですけど、その猫がそのケージの中にいて、再会したんです。僕ら仕事終わると、再会するのは役者さんでもなかなかいないなか、半年ぶりに会って、なかなか感動的な再会をしました」とほほ笑んだ。

 フォトセッションでは、猫に嫌われる役を演じた葉山以外の登壇者7人が共演の猫たちを抱っこ。この場でも小林とマロニーの2ショットも実現した。

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