ジャニー社長 嵐の決断尊重「僕はいつまでもついていきます」、20年間ねぎらいも

[ 2019年1月31日 04:00 ]

ジャニー社長 嵐へ
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 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(87)が30日、2020年いっぱいでの活動休止を発表した嵐について「僕はいつまでも嵐についていきます」と語り、5人の決断を尊重し見守っていく意向を示した。自身が製作総指揮を務める「映画 少年たち」の完成披露試写会が都内で行われ、イベント前に取材に応じた。

 約21年で歩みを止める決断をした嵐。その歴史を長かったと感じるかと問われ「当然です」と即答。「昔は、嵐くらいの年齢で歌ったり踊ったりすると笑われたものです」と思い出話を交えつつ「20年間よく頑張ったなと思います」と称えた。

 引き合いに出したのはジャニーズ事務所の第1号グループ「ジャニーズ」。メンバー4人全員が20歳前後だった1967年に解散した。ジャニー氏は「あの頃はジャニーズのメンバーが“もうできない”というのを、僕も何の違和感もなく受け止めていた」と述懐。「だけど、限界が来たと思って止まったら、そこは本当の限界ではないということを教えてもらった」と、男性アイドルとしての限界を超え続けてきた嵐を称賛した。

 嵐のメンバー5人は27日の会見で、ジャニー氏に休止を報告した際「僕が決められることでもないし、これはみんなで決めていくものだと思う」と声を掛けられたことを明かしていた。

 嵐が40歳を前にしても世間の圧倒的な支持を得ていることに「それがショービジネスの素晴らしいところ」と笑顔。2021年以降について「僕がどうこう言うことはない」とし「どんどん若い子は成長する。2年でも3年でも、いつまでも嵐についていきます」と“5人の嵐”の才能をバックアップしていくことを宣言した。

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2019年1月31日のニュース