須藤凜々花、最後の芸能活動 ラジオで涙の別れ「身勝手ですが寂しい」「ありがとう愛してます」

[ 2019年1月31日 18:39 ]

芸能界を引退する須藤凜々花
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 31日に芸能界を引退する元NMB48でタレントの須藤凜々花(22)が同日、ヒップホップ専門ラジオ局「WREP」のレギュラー番組「ゴジレプ」に生出演。最後の芸能活動となった。エンディングで「これまでずっとありがとうございました。愛してます」と別れのあいさつをした。

 冒頭に「今日が最後の『ゴジレプ』ということで。辞めるくせに身勝手なんですけど、寂しいんですよ」と心境を告白。番組中には交流のある女優・由紀さおり(70)とのエピソードを披露。由紀からはエルメスのスカーフをプレゼントされ「“あなた、これを見たら私が見ていると思って頑張りなさい”って」と遣り取りを明かした。

 終盤、ヒップホップ・アーティストのZeebra(47)がサプライズ出演。「(番組出演は)22カ月になりますね。いろいろ頑張ってくれた。これからはこの番組に出る出ないではなくて、ここにふらっと遊びにきてくれたらなと思います。楽しい人生を歩んでください」とねぎらった。

 須藤は涙ぐみながら「強引な辞め方になってしまいましたが、嫌だったとか不満だったとかじゃなくて、このままじゃ自分がダメだなあと思って…」と心境を吐露。「このままじゃみんなに嫌われると思った。ちゃんと自分のやりたいことで頑張りたいです。自分で決めたくせに寂しいですけど、みなさんのおかげです。これまでずっとありがとうございました。愛してます」と別れのあいさつをした。

 須藤は同月21日に所属事務所を通じて引退を発表。引退理由について「私は哲学者になる夢を抱いてNMBに加入した。芸能界で活動することに、葛藤がどうしても消えず、このままでは申し訳ないと考え決意した」と説明。今後は、その夢をかなえるため、大学入試に向けて勉強に専念する意思を示し「いつの日か“哲学者”須藤凜々花でお会いできたら」とした。

 2013年11月の「第1回AKB48グループ ドラフト会議」でNMBに加入。当時から「将来の夢は哲学者」と公言し、16年3月には哲学本「人生を危険にさらせ!」を出版した。17年6月のAKB総選挙のスピーチで突然、結婚を宣言。同年8月にNMBを卒業し、昨年4月に一般男性と結婚した。

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2019年1月31日のニュース