稲垣吾郎 主演舞台終了で「胸にぽっかり穴」 剛力彩芽との共演話題

[ 2019年1月17日 13:14 ]

稲垣吾郎
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 俳優の稲垣吾郎(45)が17日、自身のブログを更新。主演を務めた舞台「No.9−不滅の旋律−」全公演終了を報告し、現在の心境をつづった。

 「音楽は終わらない」のタイトルで更新した稲垣は「舞台「No.9−不滅の旋律−」一昨日の大千秋楽をもって、全40公演終了いたしました。ご来場いただいたお客様、そしてこの作品を支えてくださった全ての関係者の皆様に心から感謝申し上げます」と劇場の写真とともに、公演終了を報告し、感謝した。

 千秋楽を迎え、「物語のエンディング。苦悩の闇に降り注ぐ薄明光線。絶望からやがて歓喜へ・・あの瞬間を皆さまと感じ合えたこと、視界に広がった美しく圧倒的な光景を僕らは一生忘れない。今はまだ、胸にぽっかり穴の空いたような虚無感が続いてますが… しばらくはこの寂しさを密かな愉しみにしたいと思っています。心寂しさはとっても大切。再会への願いが明日からの生きる糧となる」と充実感をにじませた。

 さらに「ベートーヴェンの生み出した『不滅の旋律』。彼の本当の苦しみなんて、誰にも分からない。現代を生きる私たちは、あくまでその偉大な音の遺産を浴び自由に想像をめぐらす…それでいいんだ。きっと彼が最後に望んだ事だから」と自身が演じたベートーヴェンに思いを重ね、「世界中の人々に愛され続けた歓喜の歌。これからはどうか、平和な世の中で流れ続けられますよう祈りを込めて」とつづった。

 「キャストの方々のSNSでお気づきのかたも多いと思います。なんとも可愛らしい、もう一つの小さなルイス」とベートーヴェンキューピーのかわいらしいストラップもアップ。自身の自撮り写真も忘れずに添えた。

 「No.9―不滅の旋律―」は15年に稲垣主演で初演さえた作品の3年ぶりの再演。ベートーベンの波乱に満ちた人生を意欲的な演出と音楽表現で描く作品で、ベートーベンを支えるヒロイン、マリアを剛力彩芽(26)が演じて話題となった。

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