戸田恵梨香30歳の決意「新元号を代表する女優に」朝ドラヒロインに決定

[ 2018年12月4日 05:30 ]

NHK連続テレビ小説「スカーレット」の制作発表会見で笑顔を見せる戸田恵梨香
Photo By スポニチ

 NHKの来年度後期連続テレビ小説「スカーレット」(9月30日スタート)の制作発表が3日、東京・渋谷の同局で行われ、女優の戸田恵梨香(30)がヒロイン役で主演することが明かされた。

 朝ドラ101作目で来年4月にクランクイン。翌5月に元号が「平成」から新元号に変わることに戸田は「その元号を代表する女優になれたらいいなと思います」と強い決意を示した。

 ヒロイン起用はオーディションではなく、NHKから「今回の物語の主人公に必要な強さと繊細さを兼ね備えている女優」としてキャスティングされた。

 朝ドラ出演は00年の「オードリー」(ヒロインの義母の少女時代の役)以来2回目。これまで朝ドラには「(撮影期間の)1年間、同じ役を演じるのはどうなのだろうか。自分は前進、進化できるのだろうか」と疑問や不安を抱いていたという。

 今回、NHKの出演要請に応じたきっかけは、自身の誕生日(8月17日)の頃に始めた「断捨離」。「余分に持ちすぎた物や思いを捨てて、心のゆとりができた。1年間、同じ役を演じるなんて、そんなぜいたくなことはないと思えるようになった」と胸の内を明かした。

 この日は大阪の同局でも会見し、現地で制作中の現在の朝ドラ「まんぷく」のヒロイン・安藤サクラ(32)と偶然対面。「サクラさんから“本当に楽しいよ”と言われた。大阪での生活が充実しているようで、表情がきらびやかだった。彼女から勇気をもらったので、ますます楽しみになった」と満面の笑みを見せた。

続きを表示

2018年12月4日のニュース