DA PUMP16年ぶり紅白!ISSA異例の“返り咲き会見”

[ 2018年11月15日 05:30 ]

「第69回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表会見 紅白出場が決まりダンスを披露するDA PUMPの(左から)KIMI、YORI、DAICHI、ISSA、KENZO、U−YEAH、TOMO(撮影・木村 揚輔)
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 大みそかにNHKが放送する「第69回紅白歌合戦」(後7・15〜11・45)の出場歌手が14日、発表された。紅白各21組と特別企画1組の平成最少の計43組が出場。また、本来は初出場歌手が意気込みを語る会見に“返り咲き組”のDA PUMPが異例の出席で会場を沸かせた。今年ジャニーズ事務所からデビューした「King&Prince」は初めての晴れ舞台の喜びを語った。 出場歌手

 初出場者のお披露目ではかつて常連だったISSA(39)が最前列に座っていた。その後方に新生DA PUMPのメンバーが6人。初出場した1998年以来、20年ぶりに紅白の出場者発表会見でマイクを握ったISSAは「自分は2回目の登壇。これはなかなかないということでうれしい。このメンバーになって10年、頑張ってきたかいがあった」と喜びを語った。

 グループとしては16年ぶり6回目の出場。09年にNYCのメンバーとして出席した山田涼介(25)と知念侑李(24)が、17年にHey!Say!JUMPで会見に出席したことはあったが、番組関係者は「同一名義での会見出席は記憶にない」と語る。異例の“復活組会見”に渋谷義人チーフプロデューサー(CP)は「ISSAさん以外のメンバーが初出場なので声をかけさせてもらった」と説明した。

 NHK側には今年の「顔」としてDA PUMPに何としても出席してほしいという思惑があった。若年層や中高年層と各世代ごとのヒットは生まれ、初出場で選んだ歌手はそのニーズには合うものの、今年はヒット曲が例年に比べて極端に少なかった。幅広い世代に知られた歌は、CMでもおなじみの「U.S.A.」のみと言っても過言ではない状況で、紅白に求められる“お茶の間感”が出せるのはDA PUMPという強い思いがあった。局関係者によると、番組は所属事務所側に会見の日時を早くから伝え、調整を依頼していたようだ。

 「YOSHIKI feat.HYDE」名義で初出場するYOSHIKIは、会見中盤に登場。X JAPANで昨年まで3年連続、通算8回出場の“常連”だが「新人の気分でちょっと緊張しています」と心境を語り、笑わせた。

 今年、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」などのバラエティー番組に出演し、親しみやすいキャラクターが人気を呼んだ。こちらも“新人”としてお茶の間に印象を残した顔が盛り上げることになった。

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