ＬｉｎＱ　「大発表」の全貌見えた！１９年１月に“４作品”同時リリース

[ 2018年11月15日 11:28 ]

　９月に「ＬｉｎＱの日直前ライブ」で発表された「Ｌｉｎ９大発表」の全貌が見えてきた。２０１９年１月３０日に１９枚目シングル、ベストアルバム（１）（２）、そして未発表音源が主に収録された厳選アルバム、この４作品を同時に発売することが分かった。運動会＆文化祭やカウントダウンライブの詳細も判明した。

　ＬｉｎＱが１９年はスタートから大きな花火を打ち上げる。４作品を同時にリリース。最大の注目は昨年１月以来、約１年ぶりの新曲となる「進め！少年少女」だ。７０年〜８０年代のサウンドでアップテンポな一曲。サビには「勝気はバリカタ粉落とし　夢替え玉」という歌詞があり、福岡色を感じられるナンバーとなった。リーダーの吉川千愛は「ほかの県でライブをするときに、九州色も取り入れてるなと思ってもらえそう」と話す。　

　今回の楽曲はこれまで多くのＬｉｎＱの曲を手掛けてきた作曲家、編曲家のＳＨｉＮＴＡ氏がサウンドプロデューサーを務める。作詞は、ＢＥＡ凸ＣＲＥＷ（ビートツクルー）のメンバーでヒップホップＭＣ、作詞家のＫＭＣ（ケムシ）が手掛けた。歌詞には「進め！少年少女　煌（きら）めく未来は努力と必ずＬｉｎｋしてる」など、未来へ前向きに進んでいく人の背中を押すような言葉が並ぶ。坂井朝香は「ＬｉｎＱの曲って私たち頑張るぜ！って曲が多いですけど、ＬｉｎＱのことを知らない人でも伝わる歌詞。知らない人でも共感してもらえると思うので、凄く大切にしたいです」と力を込めた。

　衣装はまだ最終決定に至っていないものの、メンバーは試着する機会があった。黒基調で、虹色の光を放つスパンコールがあしらわれ、ギラギラした印象だという。リストバンドなどメンバーカラーの小物も随所にちりばめている。新木さくらは「ディスコ！みたいな。ディスコに着ていっても大丈夫じゃないですか。ミラーボールの下で踊っても大丈夫だと思う」とにっこり。衣装にも注目したい。

　ベストアルバムは２枚あり、ともに２０００円と良心的な価格だ。曲順は１１年６月のデビュー曲「ハジメマシテ」からリリースした順番通りで、音源は当時のメンバーのものがそのまま収録される。吉川は「昔の声と今の声が全然違います。こういう時期もあったんだなって思ってもらえると思う」と歴史を感じられる２枚になりそうだ。

　もう１枚の厳選盤のタイトルは「バリうま?ＬｉｎＱｏｏｋｉｎｇ」で定価は３０００円。未音源化楽曲９曲が収録される。「ポ?ジ?ティブ！！」と「キミがいたから」は新木が初主演した１６年の映画「みんな好いとうと♪」に使用された楽曲でフルサイズは初めてとなる。新木は「ファンの人からＣＤ音源なってほしいと言われていた。喜んでくれると思います」と声を弾ませた。これらの全容や詳細は追って発表される。

　来月８日に天神ベストホールで「秋は過ぎたが飽きさせない！ＬｉｎＱ運動会＆文化祭」を開催する。

　運動会の詳細は未定ながら、吉川は「ファン参加型とメンバーが対決するものを、どっちもやりたいです」とプランの一端を披露。坂井も「玉入れとか大玉転がしとかファンの方もできそう」と呼応した。　

　文化祭は一人一人がブースを出し、ＬｉｎＱ研究生やＬｉｎＱｋｉｄｓも出演して盛り上げる予定。それぞれが既に構想を膨らませており、メンバーカラーがホワイトの安藤は「わた菓子を作りたい。愛情を込めて作ります」とアピール。ゆるキャラ好きの涼本は「ゆるキャラの誰かを呼べたら。その子の曲を踊ります」と話した。

　○…１２月３１日にＬｉｎＱワンマンでは初めての年越しカウントダウンライブ開催が決まった。「大人の都合の操作無し！ファン投票リクエストベスト３０」と題し、ＬｉｎＱの楽曲３０曲をファン投票で決定するというもの。リクエスト形式のイベントは３年ぶりで過去２年は「ｆｏｒ　ｙｏｕ」が１位に選ばれており、注目が集まる。「ファンの皆さんが好きな曲を知れるのは楽しみ」と涼本。ライブ以外にも餅つきコーナーを設け、出来たての餅を使った雑煮をふるまうプランもある。餅好きの坂井は「神イベントです。作りながら食べちゃうと思います」と笑顔で話した。