レイモンド・チョウ氏 91歳で死去 「香港映画の父」ジャッキー・チェンら育てる

[ 2018年11月4日 05:30 ]

香港の映画プロデューサー、レイモンド・チョウ氏(AP)
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 故ブルース・リーやジャッキー・チェン(64)らを育て「香港映画の父」と呼ばれた香港の映画プロデューサー、レイモンド・チョウ氏が2日、死去した。91歳だった。死因は不明。香港メディアが3日伝えた。

 1927年、香港生まれ。50年代に香港の大手映画製作会社ショウ・ブラザーズに入社。70年に独立し、映画製作会社ゴールデン・ハーベストを設立した。

 ブルース・リーを起用したカンフー映画「ドラゴン危機一発」(71年)が空前の大ヒット。ブルース・リーを一躍、国際的スターに押し上げた。同社製作の映画に多数主演したジャッキーはSNSで「どうぞ安らかに。先生の教えと精神を忘れず(後の世代に)伝えていきます」と追悼した。

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2018年11月4日のニュース