中村泰士 本格的歌手活動を再開 80歳での紅白最高齢タイ記録に意欲

[ 2018年10月7日 20:54 ]

大阪市内で開いたライブで、62年ぶりに本格的に歌手活動を再開すると発表した中村泰士。左は歌手の佐川満男
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 作詞作曲家の中村泰士(79)が7日、大阪市内のビルボードライブ大阪で開いたライブで、52年ぶりに本格的に歌手活動を再開すると発表した。

 会場を埋めた300人を前に「この日のステージを皮切りに私は歌手になります」と高らかに宣言。来年5月の誕生日で80歳になることに合わせ、来年末までに全国でライブを80回行う計画も発表。終演後、来年末の紅白歌合戦への出演を目指すのか?という報道陣の質問に「79回やって(最後に)紅白が理想」と、美輪明宏(83)が持つ最高齢記録(80歳)に並ぶことに意欲をみせた。

 ステージでは「SAGA 男だから」という新曲も早速披露。同曲はCD化予定はなくネット上で発表予定。カラオケバージョンも用意するといい、「女性の前で歌ったらもてるで〜」と“拡散”を呼びかけた。

 中村は1957年に「美川鯛二」の芸名で歌手デビュー。ただ、ヒット曲に恵まれず、27歳の時に諦め、その後、作詞作曲家に転身。ちあきなおみ(71)の「喝采」や細川たかし(68)の「北酒場」などの数多くのヒット曲をこれまで生み出してきた。

 2005年には自らが作詞作曲した「大阪ヒューマンランド〜やんか!〜」を“歌手・中村泰士”として初めてCD化するなど、単発では歌手活動もしてきたが「人生ラスト。本気で向き合う」と今回は真剣度が違うことを強調した。

 この日行ったのは作曲家デビュー50周年記念で開いたライブ。盟友の歌手・佐川満男(78)も参加した。

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2018年10月7日のニュース