大谷亮平 「まんぷく」の反響に笑顔「その評価を裏切らないような作品になっている」

[ 2018年10月7日 15:35 ]

ライフストーリーブック「日本人俳優」発売記念イベントを行った大谷亮平
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 俳優の大谷亮平(38)が7日、都内で行われたライフストーリーブック「日本人俳優」(TAC出版)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。

 現在放送中のNHK連続テレビ小説「まんぷく」(月〜土曜前8・00)でヒロインの姉の婚約者・小野塚真一役を演じている大谷は、反響が届いているか尋ねられると「制作の方々を含めキャスト陣は『いい評価をいただいているんじゃないか』という風に話すこともありますし、とにかく本が面白くて、現場の雰囲気もいいので、この先、その評価を裏切らないような作品になっていると思います」と笑顔を見せた。

 また、地元・大阪での撮影については「いろいろ縁があって、実はNHKのスタジオから自分の母校が近かったり、家もそんなに遠くないので撮影の合間に家に帰れたり、実は放送(開始)日が僕の誕生日で大安の日でもあって、役名に真一は僕の1番仲のいい叔父の名前(と同じ)だったりで、いろんな縁が結びついている感じがしていて、勝手に縁を感じていますね」とにっこり。「そういう意味でも大阪制作のものに自分が関われたことも大きな縁だと思っています」としみじみと語った。

 韓国で10年以上活動し「韓国でもっとも活躍している日本人俳優」として知られた後、日本へ拠点を移した“逆輸入”俳優の大谷は、ドラマ『ラブソング』『逃げるは恥だが役に立つ』などの話題作に出演し、1日にスタートしたNHK連続テレビ小説『まんぷく』への出演も話題となっている。

 同書は、アジアでの人気を誇る大谷がこれまでの軌跡を語り、世界的な写真家・鋤田正義氏によるポートレートも満載の1冊になっている。そ大谷は「自分のことについて書いていただいた本は人生で初めてで、韓国でもそういうことはありませんでした。インタビューを重ねて時間をかけて作った本なので、とても感慨深くて嬉しかったですね」と吐露し、「自分の心情を恥ずかしいくらい引き出してもらいました。今はいいリズムで仕事をやらせてもらっていますが、見えない裏の部分で気持ち的に焦ったり、うまくいかないことも結構自分の中でありまして、その辺はあまりテレビでは言っていない部分で、(大谷の)本当の部分を楽しんでいただける本だと思いますので、興味がある方はぜひ見てください」とアピールした。

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