ジャニーズ最多40人グループ「2020」電撃誕生!東京五輪へ参加見据える国際派

[ 2018年10月7日 05:30 ]

「ジャニーズ伝説2018」公開リハーサル前に会見した主演のA.B.C―Z(左から)五関晃一、河合郁人、橋本良亮、戸塚祥太、塚田僚一。中列は5忍者。後列は「2020」候補生
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 A.B.C―Z主演のミュージカル「ジャニーズ伝説2018」の公開稽古が6日、東京・日生劇場で行われ、新グループ「2020(トゥエンティー・トゥエンティー)」が誕生した。きょう7日に同所で行われる開幕公演が初舞台となる。

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(86)が長年構想を練っていた、2020年東京五輪に向けて、日本の芸能界の魅力を世界にアピールするユニットがついに実現する。今作で作・構成・演出を手掛けるジャニー氏はこの日、スポニチ本紙などの取材に応じ「昨日(5日)結成を思い立った」とニヤリ。メンバーは固まっていないが「ジャニーズ?の中から選んだ20人でまず出発し、そこから来年もう20人のグループをつくる。計40人になるのは間違いない」と話した。ジャニーズの単一グループとしては過去最多人数となる。

 思い描くのは「オリンピックを見にきた外国の方に、日本の良さを伝える国際派ユニット」という。「今の子は、本当に何でもできる。普通に考えたら無理だろうということを乗り越えてこそ、それができるし、そういう繰り返しをするグループになる」と話した。

 この日、ジャニーズ?の中から招集された9人のメンバー候補生にとっては、まさに最初の試練となった。2020のために急きょ付け足されたワンシーンで、?のユニット「5忍者」とともに、急場とは思えないバトンさばきとタップを披露。A.B.C―Zの河合郁人(30)は「体ひとつでこんな技できる?ということをやっていた。下の子たちに刺激をもらえるというのが、ジャニーズの素晴らしいところ」と絶賛した。

 「ジャニーズ伝説」は事務所の第1号グループ「ジャニーズ」が米国武者修行をした実話を基に少年の成長を描く。ジャニー氏は「ジャニーズはつくり上げるだけで精いっぱいだったけど、今は世界についていける子ばっかり。絶対に成功する」と日本を超えたスケールを期待。「できればオリンピックに何か貢献したい」と、世界的祭典への参加も見据えた。

 ▼A.B.C―Zは稽古前の取材で、ジャニー氏が手掛けるタレント育成と公演プロデュースを継承するため、年内で引退する滝沢秀明(36)について言及。「滝沢歌舞伎2018」などで振り付けを手掛けた五関晃一(33)は「個人的にもお世話になってますし、あの大きな背中が見られなくなるのは悲しいが、今度は僕らが、タッキーから学んだことを後輩に伝えていきたい」と話した。

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2018年10月7日のニュース