44年目「くいしん坊!万才」日曜昼に引っ越し 初のデイタイム放送!ファミリー視聴に期待

[ 2018年10月7日 07:00 ]

11代目くいしん坊を務める松岡修造氏。7日放送の「くいしん坊!万才」日曜昼引っ越し初回は茨城・鹿島灘漁港を訪れ、ひらめを味わう(C)フジテレビ
Photo By スポニチ

 1975年6月にスタートし、長らく“月9”ドラマの後の月曜午後9時54分からオンエアされてきたフジテレビの長寿番組「くいしん坊!万才」が10月から日曜午前11時45分に放送枠を移動。44年目にしてデイタイムでレギュラー放送されるのは初となる。

 「いい味、いい旅、いい出会い」をテーマに、全国各地の名物料理や郷土の味・珍味に舌鼓を打つ5分間の料理番組。その土地の歴史や文化、人々の暮らしに触れ、食べることの喜びや出会いの楽しさを伝える。2000年1月からスポーツキャスターの松岡修造氏(50)が11代目くいしん坊を務め、歴代最長記録を更新している。

 番組開始当初は週5回オンエア。以降、週4回になったり、曜日変更はあったが、デイタイムでレギュラー放送されるのは今回が初。過去に「40周年スペシャル」(15年8月)は午前9時55分から放送されたことがある。

 枠移動の理由について、同局の齋藤翼編成部長は「週末のお昼前ということで、これまで以上に家族がリビングに集い、見ることができるという状況が生まれるということに期待をしております。長年、さまざまな料理と人との触れ合いを番組で取り上げて参りましたが、その内容は今後も継続。それも週末の空気に非常にマッチした内容ですので、併せて期待をしております」と説明。枠移動に伴う番組内容のリニューアルなどはない。

 日曜昼引っ越し初回となる7日放送分は茨城・鹿島灘漁港を訪問。漁業協同組合の若手リーダーたちが「県のさかな」としても認定されている茨城を代表する魚・ひらめを漬け丼・なめろう・韓国風と3つの味付けで修造氏に振る舞う。「常磐もの」と呼ばれる茨城産ひらめは、市場関係者や食通の間で高く評価されている。

続きを表示

2018年10月7日のニュース