社長の気持ちを前向きにしてくれるのはサザン、ビートルズ ドラマは池井戸作品

[ 2018年7月7日 05:30 ]

 アーティストはサザンオールスターズ、好きなドラマはTBS日曜劇場のシリーズ――。全国の会社経営者は、前向きになれる歌やビジネスにつながるドラマを好む傾向にあるようだ。

 社長のカードが付いたポテトチップスを企業PRとしてプロデュースする「社長チップス」を生み出した「ESSPRIDE」(本社・東京)が行った「社長の娯楽」に関するアンケートによると、「前向きな気持ちにしてくれるアーティスト」で一番多かったのは、サザンオールスターズ。2位にザ・ビートルズ、3位にはZARD、イギリスのロックバンド「Queen」などの名前が挙がった。

 サザンの曲の中では「TSUNAMI」「希望の轍」「勝手にシンドバット」が、ビートルズでは「Let It Be」「Hey Jude」などが人気だった。

 一方、テレビドラマで好きな作品としては、1位「半沢直樹」、2位「下町ロケット」、3位「陸王」と、TBS日曜劇場枠で放送された池井戸潤原作のものがトップ3を独占する形となった。

 調査を行ったESSPRIDEの広報、西川真理子さんはアンケートに答えた社長からは「頭をリラックスさせるためドラマを見るという声が聞かれたものの、上位にランクインした作品に共通するのは企業が舞台のもの。リラックスしながらもビジネスからは離れられない、社長らしさがうかがえる」と分析している。

 全国の10人以上の従業員がいる会社経営者100人が調査対象。

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2018年7月7日のニュース