藤井七段 王座挑戦ならず 準決勝103手で敗れる

[ 2018年7月7日 05:30 ]

斎藤慎太郎七段(手前)に敗れた藤井聡太七段
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 高校生棋士・藤井聡太七段(15、写真)が6日、大阪市内の関西将棋会館で行われた王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝で斎藤慎太郎七段(25)に103手で敗れた。屋敷伸之九段(46)が持つ、17歳10カ月のタイトル挑戦最年少記録の更新にあと2勝と迫っていたが、お預けとなった。

 “西のイケメン王子”と呼ばれ、昨年度に棋聖戦で挑戦者にもなった若き実力者を相手に中盤までは互角の展開。終盤に攻め込まれ、1分将棋まで粘ったが最後に力尽き「ここで負けてしまったのは自分の力不足」とガックリ。それでも「収穫もあった。それを力に変えて頑張りたい」と前を向いた。

 これで今年度中のタイトル獲得の可能性を残すのも、すでに挑戦者決定トーナメント進出を決めている棋王戦だけとなった。

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2018年7月7日のニュース