オトナ山Pが待望の音楽活動 4年ぶりオリジナルアルバム制作 30代で感じる「ステキ」詰め込む

[ 2018年7月5日 05:00 ]

音楽活動を本格再開することになった山下智久
Photo By 提供写真

 山下智久(33)が音楽活動を本格的に再開する。9月21日から12月9日まで約2年ぶりの全国ツアーを開催することが決定。また、新たにレコード会社・ソニーミュージックと契約を結ぶことになり、11〜12月ごろの発売を目指して4年ぶりのオリジナルアルバムの制作に入る。

 山下は4日、スポニチ本紙などの取材に意欲を語った。27日公開の主演映画「劇場版コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」での黒髪から、明るい茶髪の“アーティストモード”で登場。「音楽やライブは僕の大切な時間であり、帰ってきた感じ。今後はコンスタントに音楽を続けたい」と笑顔を見せた。

 05年にKAT―TUN亀梨和也(32)とのユニット「修二と彰」名義で発表した「青春アミーゴ」が160万枚以上、06年にはソロ曲「抱いてセニョリータ」が80万枚以上を売り上げる大ヒット。だが、16年12月のライブ終了後は、ほぼ俳優業に専念していた。

 ただ「ジャニーズの根本である音楽への気持ちは常にあった」とし、1年半ほど前から事務所には「タイミングが合えば(音楽を)やりたい」と思いを伝えていたという。

 「コード・ブルー」の撮影終了後、プライベートで米国などに渡り現地のミュージシャンらとスタジオに入ったり、南米諸国の伝統音楽に触れた。「俳優に専念している時も世界中の音楽を発信するアプリを活用していろんな曲を聴いた」と引き出しを増やした。

 14年「YOU」以来となるオリジナルアルバムではコンセプト提案から楽曲制作まで関わり「先日も朝4時までスタジオにこもっていた」と充実ぶりをうかがわせる表情。「アイドルらしいキラキラもいいけど、30代の今の僕がステキだと感じるものをフリーダムに詰め込みたい」と“オトナの山P”を反映した音楽を目指す。

 ≪2年ぶりツアーは故郷・千葉皮切り≫約2年ぶりのソロツアーは9月21日の千葉公演を皮切りに、12月9日の横浜公演まで、13都市15会場で計32公演を予定。延べ11万5000人を動員する。意外にも故郷である千葉県での公演は初で「安心感がある」と笑顔。「きめ細かく各地を回り、待っていてくれた方を後押しできるような音楽を届けたい」と気合を入れた。

続きを表示

2018年7月5日のニュース