都成五段“カモ返上”の誓い 藤井六段に公式戦3連敗中「置いて行かれないように」

[ 2018年4月16日 16:36 ]

昨年度の昇段者免状授与式に出席した都成竜馬五段
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 プロ棋士の都成竜馬五段(28)が16日、大阪市内の関西将棋会館で行われた昨年度の昇段者免状授与式に出席。同年度に公式戦で3連敗した最年少プロ棋士・藤井聡太六段(15)の“カモ返上”を誓った。

 イケメン棋士の一人として、最近はテレビの情報番組などにも出演する機会が多いが、順位戦では藤井とともに今期からC級1組への昇級を果たした若き実力者。ただ、昨年度は6月の上州YAMADA杯を皮切りに、叡王戦予選、加古川青流戦と苦杯をなめ続けた。ただ、8月には公式戦ではないが藤井の地元・愛知県下の春日井市で開かれた子供向け将棋イベントでの公開対局では勝っている。

 昇段については、昨年度の順位戦最終戦で勝って決めた際、師匠の谷川浩司九段(56)から電話があり、「おめでとうと言っていただいた」ことを回想。藤井についても「活躍が刺激になった」と原動力になったことを打ち明けた。

 更なる飛躍が期待される今年度については「藤井さんに置いて行かれないように、気を引き締めていきたい。今が一番大事なとき」と気合い。苦手とした藤井へのリベンジについても「対戦するときがあれば」と目を光らせていた。

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