「ジャンプPARTY」開設 仲間と協力、100作品以上無料

[ 2018年3月5日 01:25 ]

「ジャンプPARTY」メインカット
Photo By 提供写真

 創刊50周年を迎えた週刊少年ジャンプ(集英社)が、過去の掲載作から現在連載中の作品まで100作品以上を無料で読めるスマホサイト「ジャンプPARTY」を5日午前0時に開設した。

 「ONE PIECE」や「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」から「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「ドラゴンボール」「ジョジョの奇妙な冒険」(Part6まで)「キン肉マン」など、あらゆる世代のジャンプファンが読み、親しんだ作品がズラリ。1968年に始まったジャンプ50年の歴史を彩った人気作の数々を読むことができる。

 ただ「ジャンプPAARTY」が面白いのは、大量の作品が読める点にあるのではない。むしろ、ただ黙々と一人で読みたい人には向かないかもしれない。

 ユーザーはまず、サイト内で友人ら他のユーザーと「パーティー」を組む。パーティーの仲間と、運営サイドから出される「映画化してほしいジャンプ作品は?」などのお題についてチャットして盛り上がったり、ジャンプキャラクターの登場する簡単なゲームを協力してクリアすることで、読書に必要なチケットを次々にもらえる仕組みだ。

 ちなみにゲームはおなじみのジャンプキャラクターが映し出された画面をタップする「連打ゲーム」など、ルールは簡単だが、やり出すとハマってしまう5種類が日替わりで用意されている。それぞれ一定のスコアに達すればチケットが全員にもらえる。

 まさにジャンプのテーマである「努力・友情・勝利」を地で行くようなサービスだ。

 同誌の中野博之編集長は「“読んだらすぐに友達と話をしたい!”“面白かったら誰かに教えたい!”ジャンプの漫画は昔からそうやって広がっていきました。現代のデジタル世代の子どもたちに届く、新しい形の“漫画の盛り上がり方”を考えたのがこのキャンペーンです。創刊50周年の記念年だから実現できた豪華なラインナップ…ぜひ、この“遊び場”をみんなで楽しんでください!!」とコメント。

 理論上は約100作品、計2万話以上を読める。ただゲームにハマりすぎると、読書の時間が減るので注意したい。

 同じパーティー内の仲間がリストアップしている漫画を読めるのも面白い。アドレスはhttps://jump.party(※スマートフォン向け)。5月11日まで開催される。

続きを表示

2018年3月4日のニュース