「キングオブコント2017」注目は“超険悪コンビ”パーパー

[ 2017年9月18日 12:41 ]

ガッツポーズする「キングオブコント2017」の決勝進出者。前列左端が「パーパー」星野ディスコと山田愛奈
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 10月1日に行われるコント日本一決定戦「キングオブコント2017」。今月8日にファイナリスト10組が発表された。昨年準Vの「ジャングルポケット」や「さらば青春の光」ら常連組、人気者の「アンガールズ」、結成4カ月で進出となった「にゃんこスター」らの中で、異彩を放ったのが男女コンビの「パーパー」だった。

 立ち姿も話し方もナヨッとした、ほしのディスコ(27)と、見た目はおとなしい女子風だが、歯に衣(きぬ)着せない山田愛奈(22)の2人。決勝進出者として名を呼ばれ、登壇したほしのは開口一番「きょうはウケなかった。負けて解散かなってちょっと思ったんですけど、これでまた1年頑張れそうです」と崖っぷち状態を告白。意気込みを聞かれ「仲が悪くて、ずっと個人練習をしている。個人練習頑張ります」と、事実か冗談か分からない発言で、取材陣を戸惑わせた。

 とかく芸人コンビは仲が悪い。とはいえ、舞台の上では絆を発揮する。いつでもどこでも憎しみ合うという関係性は珍しく映った。強いて言えば「南海キャンディーズ」だが、“ビジネス不仲”ではないリアルさがより色濃い印象を受ける。

 ネタも、ほしのが彼氏、山田が彼女に扮して、ほしのを「キモい」とののしるなど、不仲を前面に出す。

 14年結成。ネタはほしのが、バイトを掛け持ちしながら全部書いている。「お笑いに本気ではない」と公言している山田のキャパシティーを超えないように、ライブの本数も制限するなど気遣いをしているというが、悲しいかな、それほど伝わっていない様子だ。

 賞金1000万円の使い道について、ほしのが「目も合わせられないくらい仲が悪いので、2人で旅行に行けたら」と話すと、山田が「ちょっとホント厳しいです、旅行は…」と即座に断り、会場は爆笑。異色なキャラクターがネタの面白さや完成度に直結しないところがお笑いの厳しさではあるが、過去には「メイプル超合金」らがコンテストの決勝進出を機にアクの強さで注目を集め、飛躍している。大舞台でどれだけ存在感を発揮できるか。(記者コラム)

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