○○はつらいよ!?「直虎」副題は全て元ネタあり

[ 2017年4月1日 10:00 ]

「おんな城主 井伊直虎」で城主として駆け回る井伊直虎(右)。左は瀬戸方久(C)NHK
Photo By 提供写真

 2日に放送されるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜後8・00)の副題は「城主はつらいよ」。一見して映画「男はつらいよ」を元にしていることがわかるサブタイトルだが、これまでの副題も映画や小説などをモチーフにしている。

 例えば第1回「井伊谷の少女」、第2回「崖っぷちの姫」は国民的アニメが元に。第9回「桶狭間に死す」はイタリア、フランスの合作映画「ベニスに死す」、第10回「走れ竜宮小僧」は太宰治の小説「走れメロス」など、それぞれ名作をモチーフにしている。

 脚本の森下佳子氏が台本を書き上げると、制作統括の岡本幸江チーフプロデューサーや担当演出でアイデアを出し合ってタイトルを決めるという。毎回“縛り”がある中で考えるのは苦労するのでは?と思いきや、「森下さんは『サブタイトルを考えるのが楽しい』っておっしゃっていて。そうか、苦しいんじゃなくて楽しいんだなと思いました」と岡本氏は笑った。

 SNS上でもじわじわと話題になり、先取りして副題の元ネタを解説する投稿も。「第1回の放送直後だったか、15回分全部答えを書いている方がいらして。びっくりしました」と岡本氏は舌を巻いた。15回の「おんな城主対おんな大名」など、元ネタがいくつか浮かぶ回もある。「中には我々が想定していたよりもいい原題を引っ張っていて。『そっちがあったか!』とうなることもあります。我々自身も(視聴者の反応を)楽しませてもらっていますね」と話した。

 ただ単に名作に引っかければいいわけではなく、当然ながら各回の放送内容に合わせた副題にならなければいけない。全50回貫き通せるのだろうか…?おせっかいな懸念をぶつけてみると「頑張ります。もう33回まで決まっているんです」と最後まで貫く意欲を見せた。

 取材をした時点では一部の副題しか聞き出せなかったものの、小野政次(高橋一生)が関わってくる回は特に秀逸なネーミングが多いようだ。政次の立場の辛さがにじみ出て、自然とふびんに感じてしまう――。

 これからどんな副題が出てくるのか。意識してみると、次回予告をより楽しめるようになるかもしれない。

続きを表示

「美脚」特集記事

「連続テレビ小説「なつぞら」」特集記事

2017年4月1日のニュース