泣かないつもりが…芳根京子 また涙「平和に終わるなと思ったらまさか」

[ 2017年4月1日 15:47 ]

「べっぴんさん」の最終回鑑賞イベントで娘を演じた歴代子役の登場に感激する芳根京子(左)と、(奥右から)井頭愛海、永山絢斗
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 女優の芳根京子(20)が1日、大阪市内でヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月〜土曜前8・00)の最終回鑑賞イベントに出席した。 

 登場時には「泣かないように気をつけます」と語り、最終回鑑賞後も夫役・永山絢斗(28)、娘役・井頭愛海(16)と和やかに撮影を振り返った。「言っていいのかな…」と迷いながら、家族を演じる永山、井頭と「撮影に入る前、3人で住んでたんですよ。みんなで海に行ったこともあった」と告白。永山も「ここだけの話ですけど」と続き、井頭も「朝ご飯を芳根さんが作ってくれた」と語ったところで、芳根が「全部嘘なんですけど」とニヤリ。エイプリルフールにちなんだ“ウソ話”で観客を沸かせた。

 このまま笑顔で終了するかと思いきや、最後にヒロインの娘の幼少期を演じた歴代子役3人が駆けつけるサプライズに、芳根の涙腺が崩壊した。井頭を含め娘4人がそろい、「何かあるんじゃないかと正直思った。ヒロインに決まった時も、最終オーディションと呼ばれて来たり、ドッキリ続きだったから。でも、今回は今日は平和に終わるなと思ったらまさか…さくらが!」と感激した。

 締めのあいさつでは、涙を誘うBGMやハート型の花びらが舞い落ちる演出に「ズルいなあ…。泣きたくなかったのに〜!」と苦笑いしつつ、「この1年間は私の宝物。べっぴんさんに沢山、沢山助けてもらってほんとにうれしかったので私、芳根京子は本日、(役名の)坂東すみれに改名します!」と宣言し、直後に「嘘です」。またまたエイプリルフールならではのジョークを繰り出し、泣き笑いでヒロイン最後の仕事を締めくくった。

 イベントでは、ゴールデンウィーク中に同ドラマのスピンオフ番組の放送が発表された。29日に、大急百貨店・小山と子ども服店「キアリス」の悦子の結婚秘話を描くスペシャルドラマ「恋する百貨店」(BSプレミアム、後7・00)、5月4日に総集編(総合、前編=前8・15、後編=前9・50)、6日にオムニバス形式でアナザーストーリーを描く特別編「忘れられない忘れ物〜ヨーソローの一日〜」(BSプレミアム、後7・00)。また5月4日、朝ドラのスピンオフとしては初となるラジオドラマ「たまご焼き同盟」(ラジオ第1、後10・00)も放送される。

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2017年4月1日のニュース