宙組トップ娘役・実咲凜音 本拠地に別れ…超満員ファンすすり泣き

[ 2017年3月7日 05:30 ]

宝塚大劇場に別れを告げた宙組トップ娘役の実咲凜音(左)とトップスター朝夏まなと(中)、真風涼帆
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 4月30日の東京公演千秋楽で宝塚歌劇団を退団する宙組のトップ娘役、実咲凜音(みさき・りおん)のサヨナラ公演「王妃の館/VIVA!FESTA!」が6日、兵庫・宝塚大劇場で千秋楽を迎え、約8年間慣れ親しんだ本拠地に別れを告げた。

 本公演後には「エリザベート」の「私だけに」など思い出の名曲をサヨナラショーとして披露。クライマックスのトップスター・朝夏まなととのデュエットでは超満員の客席からファンのすすり泣く声がもれた。

 最後の大階段を黒の紋付きに緑の袴(はかま)で下り、「花組(時代)からご一緒させていただいた朝夏さん。こんなに不器用な私を最後まで導いてくださり、まだまだサヨナラは言いたくない、という思いでいっぱいです」と涙で声を震わせていた。

 東京公演は31日開幕。

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2017年3月7日のニュース