朝の顔・小倉智昭氏の本当の顔 豊富な知識は圧倒的な読書量から
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【夢中論】フジテレビ朝の情報番組「とくダネ!」の司会を務める小倉智昭氏(69)は、1日2、3冊のペースで本を読む猛烈な読書家だ。ほぼ毎日、書店に足を運び、小説であれ専門書であれ「興味をひかれた本」は全て購入。独自に編み出した速読法で読破する。「いろんなニュースに口を出せるのは本のおかげ」。読書に裏打ちされた豊富な知識量が、キャスターの仕事を支えている。
「とくダネ!」終了後の午前11時ごろ、フジテレビ18階にある「流水書房」。新刊や話題の書が平積みになっている棚から、文庫、実用書、ビジネス書のコーナーまでゆっくり眺め歩く。「面白そうだな」「このテーマは番組で取り上げるかもしれない」。興味をひかれた本があれば、迷うことなく手を伸ばす。
顔なじみの店員から「これは読んだ方がいいですよ」と薦められた本も受け取って、レジで会計を済ませると横にあるレストランに移動。レインボーブリッジを一望できる、いつもの席で購入した本を読み始める。
これが番組が99年にスタートして以来、20年近く続く毎日の“ルーティン”。「多い時は10冊ぐらい買ってるかな。間違いなく僕が流水書房の一番のお得意さん。都心にある大きな書店にも週に1、2回は行ってます。書店巡りが趣味みたいなもんですね」。自宅や仕事場など3カ所に分けて保管する蔵書の数は軽く1万冊を超える。
インタビュー前の5日間に読んだ本は11冊。ベストセラー作家・宮部みゆきさんの感動作「小暮写眞館」(全4巻)をはじめ、東日本大震災で被災した日本製紙石巻工場の復興を追ったノンフィクション「紙つなげ!彼らが本の紙を造っている」、イスラム国を巡る国際政治情勢を分析した「中東とISの地政学」など、ジャンルは多岐にわたる。タイトル中の「がん」に反応して手に取ったのが岩木一麻氏の医療ミステリー「がん消滅の罠(わな) 完全寛解の謎」だ。「(一昨年末に)膀胱(ぼうこう)がんが見つかってから、タイトルに“がん”と付くと読む癖がついた。ミステリーとしては意外な題材なんですけど面白かったですね」
膀胱がんに関する知識も本から多く得た。「いろんな書店に行って、いろんな本を読みました。50冊以上になるかな。胃がんや肺がんの本は多いけど、膀胱がんについて詳しく書いてる本は少なくてね。病院の先生や医学部の学生さんが読むような専門書まで読みました」。昨年5月に膀胱がんの手術を受けた後、取り切ることができなかったがんを消すため遺伝子治療を続けていたが、この治療法も本で知った。
1日に読む本の量は平均2、3冊。雑誌を含めるとさらに多くなる。「腰を据えて読む本以外は、大体30分くらいで読み終えます。内容が詳しく頭に入っていないこともあるけど、それでいい。とにかく一度読むことが大切だと思っています」
読書は小学生のころから好きで、特に自動車の解剖図やラジオの設計図などが載った科学本に夢中になった。「ほとんど勉強していなかった高校、大学時代も本だけは読んでいました。2、3冊は必ずカバンの中に入っていましたね」。速読が身についたのは、TBS「世界まるごとHOWマッチ」(83〜90年)のナレーションを務めたのがきっかけ。「一字一字を追って音読するのではなく、視野を広げて、台本の先にある文字情報をインプットしながら読むと間違えないことに気がついた。この読み方が速読法と同じメカニズムらしく、読書のスピードも自然に速くなりましたね」
圧倒的な読書量に培われた幅広い知識が、キャスターとしての最大の“武器”になった。「情報番組の司会者として、いろんなニュースに口を出せるのは本のおかげでしょうね。“いろんなこと知ってますね”というのが僕の最大の褒め言葉。キャスターはどんなことが起きても得手、不得手なく対応できることが大切。このネタは話せない、専門家任せというのはイヤですから」
「とくダネ!」は昨年7月、同一司会者による全国ネット情報番組の最多放送回数(4452回)を達成した。「19年の20周年、そして東京五輪までは何とか番組を続けたい。そのためにも本を読んで、必要な知識を詰め込まなきゃいけない。僕は若いころ勉強しなかった分、人より脳に空きがあるからまだまだ大丈夫」
東京五輪に向けては別の目標もある。「五輪関連番組に携わることと聖火ランナーを務めること。高校2年だった前回の東京五輪で聖火を持ったので、できれば2度目をやりたいんです」。今年70歳。仕事にも読書にもまだまだ貪欲だ。
≪コレクション&趣味を紹介≫小倉氏は男性向け月刊誌「ヘイルメリーマガジン」で、自身のコレクションや趣味について紹介するコーナーを連載中。所有するアナログカメラやデジタルカメラ、バイクのほか、オーディオルームなどについてのこだわりや思い出を明かしている。先月28日に発売された4月号では、ミニチュア楽器のコレクションを披露している。
≪昨年5月膀胱がん手術「ピンピンしてます」≫昨年5月の手術後、遺伝子治療を続けてきた膀胱がんについては医師から「消えている。再発さえ気をつけていれば大丈夫」と太鼓判を押されたという。「今はピンピンしてます」と元気いっぱいだった。
◆小倉 智昭(おぐら・ともあき)1947年(昭22)5月25日、秋田県生まれの69歳。独協大卒業後、70年に東京12チャンネル(現テレビ東京)入社。競馬実況で活躍し、故大橋巨泉さんの勧めで76年にフリーアナに転身。高校時代は陸上部に所属。趣味はゴルフなど。血液型B。
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