芳根京子「べっぴんさん」クランクアップ 号泣20歳誕生日

[ 2017年3月1日 05:30 ]

「べっぴんさん」のクランクアップを迎え号泣する芳根京子
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 NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」(月〜土曜前8・00)が28日、大阪市内の同局でクランクアップを迎えヒロイン・芳根京子(20)が号泣で約9カ月の撮影を締めくくった。

 「チェックOK〜!」。スタッフの大きな声が飛ぶと同時に大量の紙吹雪にまみれた芳根は、夫役の永山絢斗(27)ら共演者から次々に差し出される花束に号泣。「感謝してもしきれません」と涙で声を震わせた。

 さらに、芳根はこの日が20歳の誕生日。泣きやむ間もなく、特大のバースデーケーキを贈られると「10代最後の一年と20代最初の1日目を『べっぴんさん』で迎えられて本当にうれしく思います」と顔をくしゃくしゃにして喜んだ。

 同作は神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」をモデルに、戦後の混乱期をたくましく生き抜いた女性の姿を描く一代記。「10代から50代、子供も大きくなって、ぶっ飛んだ一年でした。自分のことは褒めたくないけど、よく乗り切ったな、と思う」と振り返り「やりたいこと?全員でごはん!せっかく大阪だから粉モン、テッパンを囲みたい」と最後はノリノリだった。

 芳根の母親を演じた菅野美穂(39)も「こんなに皆が同じ気持ちで集まる朝ドラはなかなかない。関わることができて幸せでした」と込み上げる感情を抑えるように話した。放送は4月1日まで。

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2017年3月1日のニュース