子役・新津ちせ 父・新海誠監督の質問に「聞かないでって言ったのに…」

[ 2017年3月1日 18:14 ]

映画「3月のライオン」ひなまつりイベントに登場した子役の新津ちせ
Photo By スポニチ

 俳優の神木隆之介(23)が主演する映画「3月のライオン」(監督大友啓史、前編3月18日公開/後編・4月22日公開)のひなまつりイベントが1日、都内で行われ、神木演じる主人公を支える川本三姉妹を演じた女優の倉科カナ(29)、清原果耶(15)、子役の新津ちせ(6)が登場した。

 羽海野チカ氏の大ヒットセラー同名コミックを大友監督が実写映画化したもので、幼いころに交通事故で両親と妹を亡くし、深い孤独を抱えながらも中学生という異例の若さで将棋のプロをしてデビューした17歳の桐山零(神木)と、彼をめぐる人々の姿を描く。三姉妹を演じるにあたり、“お泊まり会”で役作りをしたといい、倉科は「一緒にスーパーに行って、カレー作ったり、一緒にお風呂に入ったり」と笑顔。先月22日に東京国際フォーラムで行われた完成披露イベントを振り返り、倉科は「(反応が)どうだったか気になる」。清原が「会場が大きくて広くてびっくりして、始める前にモモ(新津)と緊張するって話してた」と笑顔を見せると、新津も「したしたー!足がブルブル震えてた」と返し、報道陣を笑わせた。

 新津にはMCから「お父さんは映画見て何って言ってた?」と質問が飛び、「やっぱ聞かれたー!」と困惑。大ヒット中のアニメ映画「君の名は。」を手がけた新海誠監督(44)を父に持つ新津ならではの質問となり、「零ちゃんは凄い良かったって。モモちゃん可愛かった」と新海監督の映画の感想を話しつつ、「やっぱ聞かれた。聞かないでって言ったのに…」と不満をぶつけていた。

 イベントでは、主人公・雫をモチーフにしたお内裏さまとひなた(清原)をモチーフにしたお雛(ひな)さまの、雛人形型のお寿司作りに挑戦した。普段から「たしなむ程度」には料理をしているという倉科は「南蛮漬けは妹が好きなので、白身魚の南蛮漬けは漬けておきますね」。のりを使って顔を描くなど、細かい作業もあったが、「趣味が写経と塗り絵。細かい作業が好き」と見事にこなしてみせた。そんな倉科と清原の料理をサポートしながら、天真爛漫に振る舞った新津。2人の料理には「こっち(清原)は80点で、こっち(倉科)は100点」と採点し、「玉子が破れたから」と冷静に減点理由をコメント。それでも、一緒に作った飾りつけようの手まり寿司には「100点。おいしい!」と頬張り、姉たちと笑顔を見せていた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年3月1日のニュース