【アカデミー賞】ジブリ「レッドタートル」長編アニメ賞逃す 4年連続涙

[ 2017年2月27日 12:11 ]

 映画界最大の祭典、第89回米アカデミー賞の発表・授賞式が26日(日本時間27日)、米ロサンゼルス・ハリウッドのドルビー・シアターで行われ、長編アニメーション賞にノミネートされていたスタジオジブリの「レッドタートル ある島の物語」(監督マイケル・デュドク・ドゥ・ビット)は受賞を逃した。

 「ズートピア」が受賞した。

 スタジオジブリ作品として第75回(2002年度)の「千と千尋の神隠し」以来14年ぶりとなるオスカーの栄冠はならなかった。スタジオジブリ作品は「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」「思い出のマーニー」「レッドタートル ある島の物語」と4年連続して涙をのんだ。

 スタジオジブリ初の外国人監督作。日本、フランス、ベルギー合作。嵐の海の中、無人島にたどり着き、1匹のカメと出合った男の生涯を描く。

 今月4日には「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる第44回アニー賞の長編インディペンデント作品賞に輝いた。昨年9月17日に日本公開された。

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