「べっぴんさん」19週連続の大台超え 第20週平均は20・1%

[ 2017年2月27日 10:28 ]

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の主演を務める芳根京子
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 女優の芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月〜土曜前8・00)の第21週の平均視聴率は20・1%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが27日、分かった。19週連続の大台超えとなった。

 週平均は第1週=20・0%、第2週=19・8%、第3週=20・3%、第4週=20・1%、第5週=20・3%、第6週=20・8%、第7週=21・0%、第8週=20・5%、第9週=20・6%、第10週=20・9%、第11週=20・9%、第12週=20・9%、第13週=20・9%、第14週=20・1%、第15週=20・6%、第16週=21・1%、第17週=21・0%、第18週=20・6%、第19週=20・3%、第20週=20・0%と推移。第2週を除き、20%以上をキープしている。

 各日の番組平均は20日=19・6%、21日=20・3%、22日=20・5%、23日=20・2・%、24日=19・3%、25日=20・5%。

 昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描く。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 朝ドラ通算95作目。脚本はフジテレビ「ファースト・クラス」などで知られる渡辺千穂氏(44)。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。4月1日まで全151回。

 第21週は「新世界へ、ようこそ」。昭和44年4月、株式会社「キアリス」は創業20周年を記念してパーティーを開催。社員数は大きく増え、専門知識を持った若い社員も働くようになった。会社の成長に深い感慨を得るすみれ(芳根京子)明美(谷村美月)良子(百田夏菜子)君枝(土村芳)。秋になり「キアリス」の新入社員採用面接が実施される。その候補者の中に娘のさくら(井頭愛海)や君枝の息子・健太郎(古川雄輝)の姿を見つけ驚くすみれたち。すみれや社長の紀夫(永山絢斗)、君枝は「身内を入れれば会社に悪い影響を与える可能性がある」と2人の採用に反対するが、人事部長の中西(森優作)は「ひとりの人間として会社に有益であるかどうかを判断したい」と主張する。社内でも意見は割れるが、義兄の潔(高良健吾)の助言もあり、最終的には試験を受けさせ、実力を見て判断するということに。試験は公平性を保つため無記名で実施。果たして、その結果は…。一方、万博に開催を受けて沸き立つ大阪。万博関連の番組には大手商社「KADOSHO」社長・古門(西岡徳馬)と「エイス」の社長・栄輔(松下優也)の姿が。栄輔は時代の波に乗り、大きく成長していた…という展開だった。

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2017年2月27日のニュース