太田光、喪主あいさつでボケ…母葬儀“爆問の掛け合い”ささげる

[ 2016年11月15日 05:30 ]

母・瑠智子さんの告別式で喪主あいさつをする太田光(右)と光代夫人、田中裕二

 8日に呼吸不全のため亡くなったお笑いコンビ「爆笑問題」太田光(51)の母、太田瑠智子(おおた・るちこ)さん(享年83)の葬儀・告別式が14日、東京・青山葬儀所で営まれた。葬儀にはフリーアナウンサーの古舘伊知郎(61)やテレビプロデューサーのテリー伊藤(66)ら芸能関係者らが多数参列。前日の通夜と合わせて約300人が弔問に訪れた。

 長男で喪主を務めた太田は出棺時にあいさつ。冒頭で「ドナルド・トランプです」とボケて、一緒に並んでいた相方の田中裕二(51)にあきれられたが、すぐに真面目な顔で「うちの母親からは一度も、弱音とか人の悪口とか聞いたことがない。人間としての生き方を教えてもらったと思います」と改めて瑠智子さんに感謝した。

 亡くなる直前には、瑠智子さんが大好きだった越路吹雪さんの「愛の讃歌」と「バラ色の人生」を聴かせたという。すると「聴き終わるとすぐに心拍が0になりました。本当に奇麗な死に方。死ぬときはこうするんだと教えてもらった気がします」と語った。

 「ドナルド・トランプでした」とあいさつをボケで結び、再び相方にツッコまれた太田。瑠智子さんが大好きだった爆笑問題の掛け合いを最後の最後にささげていた。

続きを表示

2016年11月15日のニュース