大森青児氏“全国統一”へ 初監督作品「家族の日」19日新宿上陸

[ 2016年11月15日 06:30 ]

「家族の日」のワンシーン。(右から)伊原剛志、田中美里が夫婦役で熱演

 NHK時代に大河ドラマ「武田信玄」など多くの名作を手掛けた演出家の大森青児氏(68)の初監督映画「家族の日」が19日から新宿K’sシネマで上映される。故郷の岡山県高梁市などの支援で企画が始動。森の中で「ターザン」と呼ばれる老人と出会ったことで、自然や命の大切さを学んでいく子供たちとその家族を描いた感動作だ。

 伊原剛志(53)、田中美里(39)、岸部一徳(69)らが出演。大森監督は「50年たっても“こんなに良い映画があったんだ”と言われる作品になったと思う」と自信満々。

 6月の岡山を皮切りに大阪、京都、兵庫と回り、12日からの愛知(名古屋)で動員1万人を達成。今月26日から埼玉(熊谷)、年明けには福岡での上映も決まった。大森監督は「武田信玄」を引き合いに出し「全国制覇ができなかった信玄に代わって僕はやります」と47都道府県での公開を誓っている。内閣府選定の「家族の日」の20日には舞台あいさつを行う。

続きを表示

2016年11月15日のニュース