石黒賢 父・修さん通夜で思い出語る「テニスひと筋の人でした」

[ 2016年11月15日 05:30 ]

父との思い出を語る石黒賢

 9日に腎盂(じんう)がんのため亡くなった戦後初のプロテニス選手で、俳優・石黒賢(50)の実父、石黒修(いしぐろ・おさむ)さん(享年80)の通夜が14日、東京都渋谷区の聖ドミニコカトリック渋谷教会で営まれた。元プロテニス選手の松岡修造氏(49)らテニス関係者を中心に約600人が故人との別れを惜しんだ。

 祭壇の前で取材に応じた賢によると、3年前に腎盂がんを患い今年3月には肺と肝臓と脳に転移していたが、亡くなる前日まで元気だったという修さん。「テニスひと筋の人でした。錦織(圭)くんが好成績を残すたびに“石黒以来”と報道されるのがうれしかったし、本人も喜んでいたと思います」と涙をこらえながら話した。

 葬儀ミサは15日午後1時から同所で。

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2016年11月15日のニュース