吉田鋼太郎 蜷川幸雄さん後継の芸術監督に就任「不思議」

[ 2016年10月16日 05:30 ]

「彩の国シェイクスピア…」芸術監督の就任が決まった吉田鋼太郎
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 俳優の吉田鋼太郎(57)は15日、都内で会見し、故蜷川幸雄さん(享年80)が生前に務めていた彩の国さいたま芸術劇場の「彩の国シェイクスピア・シリーズ」芸術監督に就任することを発表した。シェークスピアの戯曲全37作の完全上演を目指した蜷川さんのライフワークで、残った5作品の演出を担当する。

 実は蜷川さんが亡くなる1カ月ほど前、吉田を後継指名していたという。関係者に病床で「鋼太郎が役者の面倒を含めて、残りをやってくれたら安心できるんだが」と話していた。大役を引き受けた吉田は「もう悪いことはできませんね」と報道陣に声を掛けられると「結婚して真面目になりましたから…」と苦笑いした。

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2016年10月16日のニュース