西田敏行“40年来の仲”泉ピン子にタジタジ「とてもやりづらい」

[ 2016年10月4日 14:40 ]

テレビ朝日系連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」制作発表会見に出席した(前列左から)岸部一徳、泉ピン子、米倉涼子、ベイカー茉秋、西田敏行、内田有紀(後列左から)草刈民代、滝藤賢一、吉田鋼太郎、生瀬勝久、勝村政信、田中道子
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 俳優の西田敏行(68)が4日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた米倉涼子(41)主演のテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00、13日スタート、初回15分拡大)の連続ドラマ第4弾の制作発表会見に米倉、泉ピン子(69)らと出席した。

 孤高の天才外科医・大門未知子が、“私、失敗しないので”の決めゼリフとともに、金と欲にまみれた病院組織にメスを入れていく医療サスペンスの最新シリーズ。第4弾は国内最高峰の大学病院が舞台。西田は新院長の蛭間重勝、泉は新副院長の久保東子をそれぞれ演じる。西田が「赤坂の病院から鬼のような副院長が来るっていうのでびっくりしました」とニヤリ。泉とは40年来の旧知の仲ということもあり、「お互いにいろいろなことを知っているので、あまり突っ込めないんです。夫婦もやったり、恋人もやったりした。その間のボーイフレンドとかも知っています。いろいろあります、とてもやりづらいです」と苦笑。泉は「家族ぐるみで付き合ってきましたから、病気になられた時は心配した。元気になられて、こんな嬉しいことはない」と西田の回復を喜びつつ「どう転ぶのか楽しみです。ケガする前にこの歳まで現役を重ねてやってきて、最後に共演したいねと(話した)。これなのかな?そういう意味でも頑張りたい。あなたについていきます」と委ねた。

 蛭間の秘書役を演じる田中道子(27)はミス・ワールド2013日本代表で、今作が女優デビュー作。田中が「西田さんのアドリブが大変です」と苦笑いを浮かべると、泉は「里果ちゃん(田中の役名)の名前をフルネームで呼んだり、役を大きくしてくれている。その愛情を凄く感じた。キレイだからですよ。私だったらありません」とチクリ。これには西田も「おっしゃる通り!」とまさかの指摘にタジタジになっていた。

 会見では、登壇者の中で一番世渡り上手なのは?との質問に西田は新メンバーの生瀬勝久(55)を指名。「半分ジョークが入っていますが」と前置きしつつ、「本当に真面目な方で芝居、演劇に対する思いはシビアに考えていらっしゃる方。そういった意味で、それをひた隠しにして、NHKのテレビ小説もやって、いろんなところのオファーはあっても断らない、1本に絞り込まないところが凄いなと」と3日にスタートしたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインの父親役を熱演する生瀬をイジり、笑わせた。

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