鶴瓶の弟子　笑福亭鉄瓶　さらに“出世”して挑戦「力はだいぶ入ってます」

７回目となる独演会に「力はだいぶ入っている」と気合を込める笑福亭鉄瓶
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　笑福亭鶴瓶（６４）の弟子で若手注目の落語家・笑福亭鉄瓶（３８）が３０日、大阪・大丸心斎橋劇場で独演会を行うことになり４日、同市内で会見した。

　今回が７回目となる落語会。客席数１２０席あまりの角座からスタートし、その後約２２０席の天満天神繁昌亭に移し、昨年に立ち見の大盛況となったことから今回、さらに“出世”して２７７席の同劇場に挑戦する。「ネタはもちろんですが（席が埋まるか）のドキドキ感を持ちながら、力はだいぶ入ってます」と握り拳を作った。

　鶴瓶に弟子入りして１５年。「１本も稽古つけてもらったことはありません。ま、うちはライオンの親子的な感覚」と笑わせた。それでも、この独演会が終われば１１月１３日に大阪・朝日生命ホールで鶴瓶との「親子会」も控える。「そういう機会をもらうことがありがたい。師匠の看板を使って、その名前で来てくれるお客さんにボクの落語を聞いてもらう…。さらにそれを師匠がソデで見てくれる」と、感謝は忘れなかった。