「べっぴんさん」初回21・6%!8作連続大台超えの好発進

[ 2016年10月4日 09:55 ]

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」のヒロインを務める芳根京子
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 女優の芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月~土曜前8・00)が3日にスタートし、初回の平均視聴率は21・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、分かった。

 1日に終了した前作「とと姉ちゃん」の期間平均視聴率(全156話)が今世紀3位となる22・8%を記録した勢いを受け、好スタートを切った。

 朝ドラ初回の20%超えは「あまちゃん」(13年前期、20・1%)「ごちそうさん」(13年後期、22・0%)「花子とアン」(14年前期、21・8%)「マッサン」(14年後期、21・8%)「まれ」(15年前期、21・2%)「あさが来た」(15年後期、21・2%)「とと姉ちゃん」(16年前期、22・6%)に続いて8作連続。

 昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描く。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 朝ドラ通算95作目。フジテレビ「ファースト・クラス」や「名前をなくした女神」「サキ」などを手掛けた渡辺千穂氏(43)が脚本を担当。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。来年4月1日まで全151回。

 初回は1934年(昭9)、9歳のすみれ(渡辺このみ)は繊維会社を営む父・五十八(生瀬勝久)姉ゆり(内田彩花)と一緒に神戸の洋館で暮らしていた。ある日、すみれは入院中の母はな(菅野美穂)にあげようと、初めて刺しゅうに取り組む。だが、見舞い当日、刺しゅうを見た五十八の言葉にすみれは傷ついてしまう。はなに刺しゅうを渡せなかったすみれは、もっとうまくなろうと刺しゅうをやり直す…という展開だった。

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2016年10月4日のニュース