海外のガンプラ人気加速 クールジャパン後押し

[ 2016年9月6日 18:21 ]

 愛好者の間で「ガンプラ」と呼ばれるアニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデルが海外で売り上げを伸ばしている。若者がテレビやインターネットの動画配信サイトでガンダムを好きになり、模型を購入するという流れが定着。海外で人気が高まり、日本独自の文化を海外に発信する「クールジャパン」を後押ししている。

 製造元のバンダイによると、ガンプラの出荷数は年間約1千万個のペースで増えており、売上高全体に占める海外の比率はアジアを中心に約3割に上る。担当者は「将来は国内を上回る可能性がある」とみる。

 東京・秋葉原にある家電量販店ヨドバシカメラの売り場。8月下旬、台湾から友人と一緒に訪れた大学生ショウ・テイイさん(20)が所狭しと並ぶガンプラの商品を食い入るように見つめていた。ショウさんもアニメを見て興味を持った一人だ。

 一番のお気に入りはアニメに登場する戦闘用ロボットの一種「百式」。ガンプラは台湾でも買えるが品ぞろえは日本の方がいい。台湾で買えないものを選んで友人への土産にするという。

 バンダイは2000年代に入って海外展開を強化した。アニメ配信以外にも各国でガンプラをPRしたり、愛好者が製作の腕を競ったりするイベントを重ね、ファンの裾野を広げてきた。

 7月に韓国で開いた「ガンプラEXPO2016」は5日間でファン約3万5千人が集結した。ガンプラの海外販売先は韓国、中国、香港、台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピン、オーストラリア、米国、カナダ、フランス、イタリアの14カ国・地域に拡大している。

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