高校生漫才優勝は「午前午後」 野球部員の2人 夏はコールド負けも漫才甲子園はV

[ 2016年8月28日 22:41 ]

H-1甲子園を制した大阪府立茨木高校のコンビ「午前午後」の浦田勇太さん(左)と前田颯志さん

 高校生の漫才日本一を決める「ハイスクールマンザイ2016~H―1甲子園~」決勝大会が28日、大阪ミナミの「なんばグランド花月」(NGK)で開かれ、各地区から選ばれた高校生8組が参加。近畿地区代表の「午前午後」が優勝した。

 「午前午後」は大阪府立茨木高校3年の浦田勇太(17)、前田颯志さん(18)のコンビ。コンビニ店員とクレーマーのネタで爆笑を誘った。2人は同校野球部出身で、今夏の大阪大会では3回戦で、甲子園に出場した履正社に6回コールド負け。だが、“漫才甲子園”では日本一を勝ち取った。

 審査委員長「オール阪神・巨人」のオール巨人(64)は「舞台袖から面白そうな2人だった。その通り面白かった。皆、ハイレベルだった」と絶賛した。神大医学部を目指す浦田さんは「将来は芸人になりたい」と抱負。京大工学部を狙う前田さんは「家族と相談しなければ。でも、(芸人は)無理だと思います」と話した。
 大会は今年で14回目。全国で開かれた地区予選大会に高校生約1500人が参加し、勝ち残った8組が決勝大会に出場。準優勝は関東地区代表の「コンカラー」、審査員特別賞には東海・北陸・甲信越地区代表の「カリアゲモーターサイクル」が受賞した。

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2016年8月28日のニュース