谷原章介「アタック25」司会者役で映画出演「本当に光栄」

[ 2016年8月23日 05:36 ]

映画「バースデーカード」にテレビ朝日系「アタック25」の司会者として本人役で出演する谷原章介(右端)と(左から)中村蒼、橋本愛、ユースケ・サンタマリア

 橋本愛(20)の主演映画「バースデーカード」(監督吉田康弘、10月22日公開)に、俳優の谷原章介(44)がテレビ朝日系の長寿クイズ番組「パネルクイズ アタック25」の司会者として本人役で出演する。

 橋本が演じる主人公・紀子が「アタック25」に出演するシーン。実際に収録している朝日放送(大阪)のスタジオセットを借り、番組同様に撮影。昨年4月から3代目司会者として出演中の谷原も、いつも通りに「アタックチャ~ンス!」とコブシに力を込めた。

 若くして病死した母(宮崎あおい)から毎年届くバースデーカードに励まされて生きる紀子の成長物語。クイズ好きの母は病室で見る「アタック25」がひとつの楽しみ。紀子は母に「アタック25に出て」と言ったこともあったが、それが実現せぬまま母は他界。紀子は自分が番組に出ることで、成長した姿を天国の母に見せようとする。

 「アタック25」が映画に登場するのは初めて。出場するまでの過程や厳しい選考もリアルに描き、青の解答席に座る橋本の後ろの客席には、父親役のユースケ・サンタマリア(45)、恋人役の中村蒼(25)も座る。橋本は「本当の緊張感を実際に味わいながら撮影ができ、幸せでした」と振り返った。

 病室などで流れる番組の映像では、初代司会の児玉清さん、2代目の朝日放送・浦川泰幸アナウンサー(45)も登場する。谷原は番組の歴史を振り返り「1975年に放送がスタートし、41年間続いてきた番組が映画に登場させてもらえることは本当に光栄です。児玉さん、浦川アナが歴史を紡いできたからこそだと思います」と笑顔で話していた。

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2016年8月23日のニュース