真木蔵人 生放送で“騒動”説明「フィジカル的な暴力はなかった」

[ 2016年8月23日 08:11 ]

真木蔵人

 今年5月に交際相手の20代女性に暴力を振るった疑いで逮捕され、7月に不起訴処分となった俳優・真木蔵人(43)がMCを務めていたBSスカパー!のバラエティー番組「BAZOOKA!!!」(月曜後9・00)が22日に放送された。真木本人が番組に3カ月ぶりに生出演し、事件についての謝罪と経緯説明を行った。

 この日の放送で番組は一時休止。5年間の放送を受けた“中締めスペシャル”として、番組の蔵出し映像と過去の出演者たちの“その後”が紹介されていた。番組終盤にMCを務める小籔千豊(42)が「“その後”といえば、我々出演者にも1人気になる方がいます」と切り出して真木が登場した。

 真木は「この度は、『BAZOOKA!!!』をご覧の視聴者の皆様、そして関係者の皆様、スタッフのみんな、出演者の皆様、そして僕と付き合いのあった全ての人たちに多大なるご迷惑をおかけして、大変申し訳ございませんでした」と謝罪し深く頭を下げた。

 続けて被害女性との関係を「サーフィンとかスノーボードを通じて良いお付き合いをしていまして、自分も凄く好きだった人ですし、とても好かれていたという実感もありました」と説明した。

 小籔から事件の経緯を尋ねられると、「ささいな口ゲンカから始まりまして、暴力は実際なかったのですが、怖い思いをさせてしまったことがこういった結果になっているのだろうなと、今自分では思っています」と暴力がなかったことを強調した。

 その後女性とは「もう連絡も取っていないですし、一回も会っていないです」と明かし、「フィジカル的な暴力はなかったにせよ、怖い思いをさせてしまったことは事実なので、その点に関しては本当に申し訳なかったと思っています」と自身の行動を悔やんだ。

 なお、小籔は「真木さんの事で番組が中締めになるのではないです」と、真木の事件が原因で番組が放送休止になったわけではないことを強調した。

 真木は5月6日、千葉県いすみ市の住宅で女性に暴力をふるい、顔や腕などに軽いけがを負わせた疑いで逮捕された。5月16日に処分保留で釈放され、地検は理由を明らかにしていない。

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2016年8月23日のニュース