清原元選手 心身ともに衰弱…地元・大阪で再起へ第一歩

[ 2016年6月12日 14:45 ]

清原和博元選手

 各地で梅雨入りしジメジメした季節になりましたが、芸能界では分厚い雲も吹き飛ばす仰天ニュースが続きます。何より驚いたのは、歌手のファンキー加藤(37)が「アンタッチャブル」柴田英嗣(40)の元妻とダブル不倫し、妊娠までさせた一件。一方、サッカー日本代表DF長友佑都(29)と女優平愛梨(31)の“アモーレカップル”も誕生。いつもの覆面メンバーがニュースの真相に迫ります。

 スポニチ本紙デスク 覚せい剤取締法違反罪に問われたプロ野球の清原和博元選手(48)に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決が言い渡された。

 週刊誌記者 裁判の最後に、証言台で傍聴席を振り返って「このたびは誠に申し訳ありませんでした」と頭を下げたんだってね。

 ワイドショーデスク 傍聴席に向かって一礼することはあっても、謝罪を述べるのは異例。突然振り向いての予想外の行動だったから、傍聴席の最前列にいた記者は「殴られるのかと思った」と驚いていたよ(笑い)。

 リポーター 聞き取るのが難しいほどの弱々しい声だったというのが気になった。心身の衰弱が以前にも増して激しいみたいだね。

 週刊誌記者 自身が強く希望していたという謝罪会見も、裁判後に文書でコメントを出すこともできなかったくらいだからね。

 本紙デスク 裁判を通して浮き彫りになったのが、彼のメンタル面のもろさ。引退後、ストレスやプレッシャーの解決法がなくて薬物に手を染めたと証言していたけど、精神的な弱さを克服しなきゃ、再起の道は見えてこないよ。

 ワイドデスク その第一歩は地元の大阪・岸和田から踏み出すことになるのかな?

 リポーター 岸和田で発足した「清原和博君の更生を支援する会」の発起人の男性が、受け入れる準備を進めているとスポニチの取材に明かしていたね。

 本紙デスク 大阪近郊で薬物依存症の治療施設を探しているみたい。大阪に戻るのかは本人の決断待ちみたいだけど、両親や古くから知る人の目が届く場所で薬物治療をするのは理想的だと思うよ。

 週刊誌記者 ただ、大阪も誘惑の多い街。清原元選手のなじみの店や、現役時代から付き合いがある怪しい友人も多い。そうした場所や人間に近づかないことが大切だね。

 週刊誌記者 現実的には、再起の道は非常に厳しいと言わざるを得ないからね。

 ワイドデスク 引退後に出演していたバラエティー番組への復帰は当面の間は絶望的。かつて同じ違法薬物使用で有罪判決を受けた元プロ野球選手が野球界に復帰するまでには、逮捕から20年以上もかかった。

 本紙デスク 覚醒剤と決別して健康的な生活を取り戻すことが、第一歩だろうね。

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2016年6月12日のニュース