グループとの距離はけじめ…松井玲奈「30歳までに自分の旗になるものを」

[ 2016年6月7日 10:40 ]

稽古の合間に笑顔を見せる松井玲奈

 元SKE48の松井玲奈(24)が今、女優として花開こうとしている。1年前、グループからの卒業を発表した時、その理由として語った言葉は「自分が本当にやりたいお芝居の道に進みたい」。今年3月の連続ドラマ初主演を経て、初めて本格的な舞台に主演することになった。開幕を控え、連日、都心の稽古場で熱い汗を流している。

 「新・幕末純情伝」は新選組の沖田総司が実は女だったという設定。沖田が勤王の志士たちを斬り続けるうちに坂本龍馬(NON STYLE・石田明)と出会い、物語が展開していく。岡村氏は演出のポイントとして「松井さんは頭が良く、学校のクラスでいうと学級委員のような人。物語の中で沖田は“女の部分”を開花させていくが、学級委員を開花させていくのがとても楽しみ」と話した。

 「自分が学級委員という感じは全くないです。岡村さんは、何があっても動かなそうな私の芯の強さを言ってるんだと思います。“開花します”と言っても問題がありそうだし“開花しません”と言っても面白くないですよね。でも、プライベートでは開花しなくてもいいと思っています」

 簡単に他人に心を開かないタイプの人だ。SKE時代、取材で本音を聞き出すのが難しいメンバーの最右翼だった。

 「本当にごめんなさい。私は、あまのじゃくなんです。でも、ほかの人を見ていて、分からないところがある人の方が面白いと思ったりもします。自分が知らなかった一面がふと見えた時に“この人にはこんなところもあるんだ!?”と魅力を感じる。私はそれを意識してやっているわけじゃありませんけどね」

 SKE卒業後、グループと距離を置いているようにも見える。AKBの前田敦子(24)や大島優子(27)ら卒業生が10周年記念として現役メンバーと共演して話題をつくる中で、一度もグループのステージに立つことがなかった。

 「だって、私の場合、早すぎるでしょう。卒業してまだ1年たっていないんですから。心に決めて出てきたのだから、ちゃんとけじめをつけたい。ただ、全くやらないと言うわけじゃなくて、私のことを好きだと言ってくれる方々の気持ちに応えるため、いつか、やりたいとは思います」

 そのいつかは、女優として生き抜いていく確信を持てた時に違いない。

 「まず30歳までに何か一つ自分の旗になるようなものを作りたい。そこからまた10年かけて、根強くいろんな作品に出してもらえるような役者さんになりたいと思っています。おばあちゃんになってもお芝居ができたら幸せです」

 今は幸せへの一歩を踏みだしたところだ。

 ◆松井 玲奈(まつい・れな)1991年(平3)7月27日生まれの24歳。愛知県出身。2008年7月、SKEの1期生オーディションに合格。同10月、劇場公演デビュー。09年3月、AKBのシングル「10年桜」で初の選抜入り。12年3月、初写真集「きんぎょ」を発売。14年4月から乃木坂46と兼任。同7月公開の映画「gift」に主演。15年8月、グループから卒業。今年3月、TBS系のドラマ「神奈川県厚木市 ランドリー茅ヶ崎」で連ドラ初主演。

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