落語家の柳家喜多八さん死去 学習院大出身 ユニット「落語教育委員会」

[ 2016年5月20日 21:05 ]

 落語家の柳家喜多八(やなぎや・きたはち、本名林寛史=はやし・ひろふみ)さんが17日午後11時17分、がんのため東京都内の病院で死去した。66歳。東京都出身。

 20日、落語協会の公式サイトで発表された。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻美子(よしこ)さん。

 1977年、学習院大学落語研究会から柳家小三治さんに入門。93年に喜多八に改名して真打ちに昇進した。

 めりはりの利いた古典落語で親しまれ、けだるさを漂わせつつも緩急を付けた熱演で、観客の笑いを誘った。

 柳家喬太郎(52)三遊亭歌武蔵(48)とユニット「落語教育委員会」を結成。コントも行い、人気を博した。

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2016年5月20日のニュース